ハンディキャップ・プログラマ 〜左手が動かないっぽい?〜

脳卒中発症時、左半身麻痺と書いたが、実は足は少し動いていた。左手はピクリとも動かず、頭のなかではいつもどおり動かしているのに実際はピクリとも動いていない、そんな状態だった。

 

記憶がおぼろげな集中治療室生活だが、3日目ぐらいに「やべっ、このままだとプログラマ廃業じゃね?」と焦ったのを覚えている。しかし、記憶が混濁していたような時期の話なので、すぐにうつらうつらと眠ってしまい、そう深刻にはならなかった気がする。尚、自分の置かれた現状踏まえ、改めてこの問題に恐れおののくのは9月も中旬に入ってからとなる。

 

実は集中治療室生活中、何故か肺に水が溜まってしまい、リハビリ開始が遅れていたそうだ。なんでも倒れた直後からとっととリハビリを開始するのが鉄板だそうで、当時かなりあせったと、担当の理学療法士に後から聞かされた。(足が)ここまで回復できてるんで、言えるんですけどね、というコメントと共に。